2014年3月1日土曜日

活動報告 ~ O隊員の体験レポート(2014.03.01)

AM900~PM3:00 くもり→雨 参加人数4人

今日は某森林組合の山へ。ヒノキを伐った跡地に入って、残された細い部分を集める作業。
たくさんの枝が重なって地面が見えず、どこへ足を置いたらいいか迷う・・・。


細い部分とはいっても、ついている枝葉を払わなければ動かせません。
いままで手ノコしか使っていなかったけれど、はじめて鉈を使うことに。
最初は枝に直角に鉈を当てて、ポコーン!とはじき返されていたけども、そのうちコツがわかってきました。枝を、生えている方向とは逆にぐいっとしならせて、根元へ力のかかった状態にしたところに鉈を入れるといいみたい。
ガッ、ガッ、ガッ、バサッ!
ガッ、ガッ、ガッ、バサッ!
こういう作業はくりかえすあいだに楽しくなってきて、止まらない~
枝葉を払ったら、一か所にまとめておきます。
なぜだか残されている、太い丸太も運びます。(トラックに積み込みむのに長すぎたからカットしたのか?)枝葉を払うより、運ぶほうがずっと体力を使う・・・。

休憩時間に「薪を割ったらカミキリムシの幼虫が出てきた話」でちょっと盛り上がる。
食べられるらしい。竹からも出てくるらしい。
でも「竹しか食べてないんだから」と言われても!!(-_-;)
食糧危機が起こったら検討したいと思います。

休憩後、細い林道を上って行ったところにカットされた状態の木がゴロンゴロンしているのを発見。これはしめた!と思い、「あのへん行きます」と宣言してみたものの、ぜんぜんしめた!ではなく。
いままでは「枝葉を払う、払う、払う、払う、払い、払う、運ぶ」だったのが、「枝葉を払う、運ぶ、払う、払う、運ぶ、払う、運ぶ」。重いわー!


やっぱり山で木を伐ると、それをどうやって下すかも大問題になるんだろうな。
昔の人はどうやってたんだろう?コロを使うとか、綱をかけて引くとか?
職人さんじゃなくても、里山にもそういう知恵はあったんじゃないだろうか?
う~ん、でも薪炭林だと、木がそんなに大きくならないうちに伐ってしまうっていうこと自体が知恵だったから、ひとりかふたりの人手で出せたのかもしれない。

天気がくもりのせいか、春が近いせいか、汗だくだく。
ふと周りを見回すと、みんな点々と散らばって作業中。
でっかい石がところどころに顔を出しています。





石の上から一枚。
今回は人が写っていませんね。

林業の香りを嗅いだからか、三浦しをんの『神去なあなあ日常』を思い出し・・・・・
・今度映画になるってさ!!びっくり。『WOOD JOB!』というタイトルで。
わー。見に行っちゃうわ。








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