2014年2月22日土曜日

活動報告 ~ O隊員の体験レポート(2014.02.22)

AM930~PM3:00 小雪→晴れ 参加人数3

今日は、前回切ったナラを下ろすのに、
ロープと滑車で下ろせないか試すところからスタート。
斜面の上と下の木に50メートルのロープを張って・・・


こんな丸太を下ろそうと。



あれ、丸太に結ぶロープが長い?


その後丸太に結ぶロープをもっと短くしてみたものの、なかなか上手く行かず、
「今後の課題」となりました。
この日は結局、丸太を転がして落としてました(o)

次は斜面の中腹にある枯れたナラの木を倒します。
こちら側に倒すためにロープで引っ張ります。




引いて撮っているので細い木に見えますね。
実際はこんなに太い!



倒れた後は全員で木を切っていきます。2台のチェーンソーがうなっている横で、
自分は手ノコで作業。

いやいや!細い枝までチェーンソー使ってたらかえって効率悪いし!
役に立っているハズ!
そんなこんなの間に、どうやらこれは栗の木ではないか、
そして枯れていないのではないかという疑惑が・・・。
うーん?
でも玉切りした切り口にはでっかい穴もあいてるし、枝先とはいえ5センチの太さの枝も、手ノコでさくさくと切れる。
生木ならこんなに簡単にはいかないし。(あっこれは手ノコだからこそ分かること?)
それに、冬芽が全然ない。

枯れてる、のでは。栗の木ってもう少し樹皮が黒い、のでは。
「枯れてるんじゃないですかね~」ぐらいは言えるものの、知識がなさすぎます。
やっぱり木は、1年とか2年とかサイクルを見ることも大事なのかも。


午後からは、別の斜面の立ち枯れた木を切っていくことに。
倒れてぼろぼろになっているから、切っていい木は一目瞭然。
(この木は切っていいのかな~。細いけどこれから育つわけだしな~)なんて迷うことなく切れて、こっちの作業のほうが
楽しいかもしれない。森がきれいになっていく実感も得られるし。
あんまり楽しくて写真がないです。
ただ、朽ちてしまった木はともかく、そうでもない木をこのまま残しておいていいのか
は気になる。
たぶん昔なら、切った木は薪として使って残らなかっただろう。
それに落ち葉。分厚く積もっていたけど、昔は肥料にするために落ち葉かきをしていたと聞いた。
腐葉土になっていくから残しておいていいのか?
小さい沢もあったけど、朽木や落ち葉にゴミがまじっていたから、できたら沢もきれい
にしたいな。
春になると水量も増えるだろうし。

いろいろやりたいことが出てきたと同時に帰宅時間も来てタイムアップ。
軽自動車の後ろに、分けてもらった丸太を乗せて持ち帰りました。
「今日中なら太いのも割れる」と言われてほんまかいな?と思っていたけど、やってみ
たら本当に割れた・・・!


「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」ですな。(吉田兼好『徒然草』)